2013年10月16日水曜日

日本・コスタリカ親善 

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コスタリカの文化の日(NATIONAL DAY OF CULTURES)ですが、文字通り複数の文化になっています。ということは、コスタリカ国の文化だけではなく国際文化を含むということらしいのです。
一昨日1012日(土曜日)の午前8時に隣村のバルサ公立小 学校で文化の日の催しをするので日本人である母と私に参加して欲しい、という依頼をそこで先生をしているディノさん(彼女は母が絵のクラスに通っていた当 時の友人アナの息子の恋人)からありました。できれば日本の伝統的着物姿で参加して貰えれば子供達にはとても良い勉強になるだろうということでした。
の依頼に答え、銀座のマダムのように結い上げた髪で綺麗な柄の着物をきた母とドレス姿の私は迎えに来たアナと一緒に出かけました。学校に
着いてみると既に 沢山の生徒達が色々な民族衣装で集まっており、カウボーイ、インド民族衣装、中国服の先生、アフリカ民族衣装の女性(この人が校長先生だと後で知りまし た)、コスタリカ民族衣装、そして母の着物姿とそれはそれは色々な国の民族衣装が展開されました。
皆に囲まれて
カティア校長先生と

ずはカティア校長先生のご挨拶。全てがスペイン語でなされたにもかかわらず、どういう訳か彼女の生徒達に対するお話は私の魂に届くかのようにハッキリと理 解でき、とても感激する内容でした。   


「文化には 色々なものが含まれています。例えば、人種、食べ物、洋服、音楽、ダンスなど、私達の生活の全てが文化です よね。。。私達が自分の国の食べ物が大好きなように、他の国の人達も自分達の食べ物、洋服、ダンス、音楽など、その好みは国によって、個人によって違うの です。自分達の文化を大切にするということは、他の文化も大切にするということであって、何処の国であれ、誰であれ、皆その大切さにかわりはないのです。 コスタリカの人間と文化だけを大切にするというのではなく、ニカラグア、コロンビア、パナマ、日本、アメリカなど、他の国々の文化も尊重するということが大 切なのです。そのように多様な文化を尊重するというのが、今日、文化の日の基本なのです。。。。。」

母に贈呈された花
のお話しの後、校長先生が母を生徒や先生や親に紹介してくれました。次に母がご挨拶をし、それを私がスペイン語で通訳するという冷や汗ものの経験。そして コスタリカ国歌合唱を拝聴後、校長先生の依頼に答え、母が日本の「富士山」の歌をうたいました。その後、私達が全く期待していなかったこと、つまり、生徒 の代表から母にお花の贈呈があり、母は感激で言葉が出ないという経験をします!

次々に写真とり!
その感激に浸る暇もなく、今度は生徒達との写真取りが始まりました。殆どの 子供達にとって、伝統的な日本女性の着物姿を直接見られるというのは今回が始めてだということでした。写 真取りが終わった後には皆で食堂へ行き、典型的なコスタリカの朝食「ガヨピント」を頂くということになりました。コスタリカの義務教育では、貧しい子供に ヒモジイ思いをさせないように、全員に一日一回は無料で食事を出すのだそうです。それを聞いて、私はなぜか胸がジーンときました。どうしても、「花より団 子」のテーマに引かれる私なのです。
事の間、日本食の話しになり、ダイナミックで綺麗な校長先生、ディノ先生、友人のアナと私達は寿司の話で盛り上がり、今度は私の家で寿司の作り方を皆で母 に教わりながらパーティをしようということになりました。これら全てがスペイン語だったので、私はついていくのに必死。一刻も早くスペイン語が分かるよう になりたいと切望はするのですが、しっかりと通訳ができるようになるまでには、あと何年かかるのか、それとも輪廻転生を何回繰り返さねばならないの か。。。というのが、一昨日の小学校での日・コスタリカ親善の様子でした。

そして、翌日、1013日(日曜日)は、私達が 住むアテナス市の中央公園で「文化の日」のイベントがあり、食べ物、クラフト、アクセサリー、音楽、ダンスなど各国を代表する人達が参加するので、日本の 代表として母と私にも何かして欲しいとの招待を受けました。それなら、母が日々描いている水彩画を売り、その純収益をアテナスにある孤児院Hogar de Vidaに寄金しようということにしました。
銀行員の知人と再会!
アテナス市長と対面
二種類のサイズの絵を合計70枚持参し中央公園に行っ て場所探しをしていると、コスタリカの食べ物を売る女性ロサ・メナさんが近寄ってきて、彼女達のテントの中で一緒にやろうと言ってくれたので、洗濯物 を干すようにして絵の展示する予定の私達には最高の環境!これら写真にある様にテントの棒に縄をはり、そこに70枚の絵を洗濯ばさみで挟み展示しました。
母は、「全くの素人が描いた絵だから、2枚でも、3枚でも売れればいいよ ね。だから、長居しないですぐ帰ってこようね。」と言う。「お母さん、もっと、肯定的に物事を見ないと駄目じゃん。孤児院に寄付するって決めたんでしょ う?だったら、これは、もうお母さんの個人的な事じゃないのよ。孤児院の為にやるのだから、弱気を捨てて、もっとポジティブにね。」と元気づける私。
日本洗濯干しの発想の展示
誰もが写真を取りたがる!
売り上げにもまして嬉しかったのは友人4人が9時から2時までの間、入れ替わり立ち代り絵の販売を助けてくれたことでした。そして、多くの訪問客が91歳のアーティストなる母に”You are so beautiful!”   “Que linda!”  “You are so elegant!”と褒め尽くしで、多くの 人達が母と写真を取って行きました。(私には、誰も一緒に写真を取ろうとは言ってくれませんでした。あーあ、悲しい!)でも、私にとっては、これまで知らなかっ た人達と知り合いになれたことも大きな喜びでした。馴染みのない外国に飛び出し、一抹の不安感があったにしても、知らないことに飛び込んでやってみるという「物好き精 神、怖いもの知らずの精神」のお陰でできた経験でした。

純収益を渡す母

翌日は純収益を封筒に入 れて、アテナスの孤児院Hogar de Vidaを、事前の連絡無しに夕方5時位に訪れ、訪問の理由を前回お会いしているディレクターTim氏に説明し、売上金の入っている封筒を渡したのですが、それを受け取ったTim氏はビックリ仰 天!もうすぐ92歳になる、言葉も分からない日本人老婦人が、そこで暮らす孤児のためにここまでやってくれたということでTim んも秘書のHelenさんもとても感激したようです。
感激したTim氏
「一人でも多くの子供達 が基本的な必需品に満たされた生活ができますように。言葉も分からない私ですが、自分に出きる事で何かのお役に立ちたいと思ってやりました。。。喜 んでいただけて嬉しいです。今後もまた頑張りますね。」とは母の返事。これまで色々な人たちに助けてもらってきたので、それをこういう形でお返しできると いうのは、本当に在りがたいというのが、今回の母娘の感想でした。

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