2017年6月27日火曜日

最近の出来事あれこれと、退職後の生活について



アテナス市の中央プラザ公園

ここ2年位の間、ブログを書かかずにきてしまいましたが、最近になって、ようやくその時間が持てるようになりました。当地コスタリカで生活するためには、多くの事に対応しなければならないのですが、何せ9年以上居住していながらまだスペイン語のレベルが今いちの状況で、物事の対応に時間がかかってしまうのです。家の中で95歳になる母と話す時には、日本語、23歳のアメリカ人息子やこの貸ペンションにに来てくれるお客様と話す時は英語、2人の従業員や時々雇う職人や近所の人達と話す時はスペイン語と毎日3ヶ国語を使用しなければならないという現状です。幸いにも、殆どの専門家、特に民間の医療従事者は英語を話してくれるので、母を医療機関に連れていく際にも、何とか難関を切り抜けてきたという感じがしています。
ルックスを気にする2011年頃の母(91歳)
コスタリカでは医療観光(英語ではmedical tourismと言います)が最近人気を集めるようになってきています。私のペンションに来るお客様の中にも、歯の治療(特にインプラントなど高額な治療)を目的としながら、治療のない日には観光をして歩くという人達もいます。私自身も米国でインプラントを4本入れた経験があり、また、コスタリカに来てからもそれ以上の数のインプラントを入れているので、その違いがよく分かります。特に、費用面ではコスタリカが最高で、技術も米国の歯科医と比較して、全く劣りません。お客様曰く、「コスタリカでの治療代、ホテル代(又は貸ペンション)、飛行機代、交通費、食費の全てを合計した額よりも、アメリカでの治療代の方が高いのよ。」そうなら、楽しい旅行をしながら、2、3週間コスタリカで治療兼観光をした方がよほど楽しいということなのです。
95歳で野菜菜園をする元気な母
前のブログにも書きましたが、これ以外にも整形手術に来る人達が結構多いようで、医療観光が一つの業界のようになっているようです。世界中どこでもそうだと思うのですが、人口が高齢化してくると、単に健康面・医療面で必要な治療だけではなく、まだまだ元気な老人が多くなるこれからの時代には、殆どの人が内心では自分のルックス〖見てくれ〗を気にしているのだと思います。
北米や欧州からの退職者の移住が多い当地アテナス市に住んでいると、「えーッ、彼女もしているの?」とか、「へーェ、あの人も目をやったの?」「ウッソー!貴方もするの?」とかは、頻繁に聞く話なのです。つまり、顔や首の皺を取ったり、垂れ下がった目を持ち上げてパッチリさせるとかの整形手術のことで、私はそういう話を聞く度にびっくりするのです。子供の頃から「綺麗」とか「美しい」とか言われた事がない私には、そういう手術をしてまで若作りをしようとは思わないのですが、実際には、こんな小さなアテナス市でさえ結構多くの人が手術を受けているようなのです。受けた殆どの人が自分が整形をした事は話さないので、ただ、知らないだけの事なのでしょう。また、最近は女性だけではなく、男性も結構しているのだそうです。
24歳若年の友達と一緒 2011年の肌
私の場合、もし、「自分の彼氏や夫が整形手術を受けた」と知ったら、その男性に対する気持ちがちょっとどころか、かなり変わるかもしれないな。。。と思うのですが、この周辺の男友達に、「貴方達男性は自分の彼女や奥さんが整形を受けたら、どんな気持ちになるの?」というような事を聞いてみたら、これまた、びっくり!「本人さえ、それで幸せになり、問題が無いのなら、僕は全然気にしないよ。かえって、より若く美しい女性と歩けていいかも。。。」と言う反応が返ってくるのです。「おい、おい、ちょっと待ってよ!世の中本当に変わってきているんだ。。。純粋な愛とか、あるがままの姿を愛するとかは無くなってしまったのだろうか?」等と考える事すら、今では時代遅れなのかもしれない。
2013年の頃の肌(91歳)
高齢化と言っても、昨今は医学が発達しているので、これまでの老後の生活とは考え方も実際の生活スタイルも随分違ってきていると思います。特に、日本を離れ、海外の生活に長い私の考え方は、典型的な日本人とは随分と違うかもしれません。それは、自分だけかと思っていたら、何と何と、9年前にコスタリカに移住して来る前には日本にしか住んだ事のない95歳半になる私の母は、私以上に開けているようで、食べ物でもワインでも私以上に何でもドーンとこいなのです。
彼女は2ケ月程前に膝の調子が悪くなり、歩くのが苦痛なので整形外科医に注射を打ってもらったり、ここ2週間の間に両眼とも白内障の手術を受けたりしたのです。そのお陰で、今は両眼とも20x20という最高の視力で手術は大成功で、はっきりと物が見えるようになったのです。
2014年頃の肌(92歳)
ところが、先日、母が真面目な顔をして、「ひさの、ここのところ数ケ月お医者通いをし、目の手術もし、注射や目薬や目の局所麻酔で私の体が随分影響を受けたみたい。。。。」と言うのです。私は、「どうかしたの?ちゃんと歩けるし、目もしっかり見えるんでしょう?」母、「それは、しっかり見えるよ。だけど、私、数ケ月前まで、こんなにシミとか皺が無かったのに、今は本当にシミが多くなり、化粧をしているから何とか隠せるけど、素肌は見られたものじゃないわ!」私、「私にはお母さんの顔、前と全然変わってないように見えるよ。まったく同じゃない!白内障があった時には「目が曇って殆ど何も見えない!」って嘆いていたじゃない?今は最高の視力だから、これまで見えなかった細かい処が見えるようになったんでしょう?だって、お母さん、よく考えてよ。もう95歳を過ぎているんだよ。でも、年齢の割には、お母さんの肌はスゴ―ック綺麗だよ!」母、「いや、そんなことはない、これは、治療や薬のせいだよ。私の肌はこんなにキタナクはなかった。もっともっと綺麗だった。」
30歳若年の友人と共に、母(95歳)2017年
 こういう話を聞くと、自分が95歳になった時、こういう事を言う気力、精神力、自信(自己陶酔?)、そして95歳になってからでも物事をしっかり見ようとして白内障手術を受けようというような気力があるのだろうかと自問してしまいます。母の世代の人達の精神力には頭があがりません。
 という事で、ここ2年ばかりは、「退職後の生活」の真っただ中にドップリと浸っておりました。このような事も含めて、この度、米国ノースカロライナ州で不動産および人材派遣の会社を経営している友人からインタビューの依頼を受け、彼女の季刊誌「三角横丁(夏号)」(NCトライアングル・トライアッド地域情報誌)にそのインタビューが掲載されました。合計36頁中の4頁から8頁間にそのインタビューが掲載されています。インタビューの内容は、「理想的な退職後の生活とは?」で、続編も予定されているものですので、興味のある方は以下のリンクでこの季刊誌を読んで下さい。http://realtytriangle.com/wordpress/wp-content/uploads/sankaku54.pdf。これを読むと、米国ノースカロライナ州に在住する日本人の生活のある側面を知る事が出来ると思います。結構いろいろな内容の面白い記事が載っています。世界がますます広がってきているのを感じます。。。。
プールサイドでの筆者
 そうそう、私共が2014年にテレビ東京の「世界なぜそこに?日本人?」という1時間超の番組にでた際の放映ビデオを見たいという要請が友人からあり、息子に懇願し、1ケ月前にyoutubeに載せてもらったのですが、(https://www.youtube.com/watch?v=0G-hoTUe79Y)、これまたビックリ!僅か1ヶ月の間に、15,529人の人が見てくれたようで、信じられない思いです。インターネット時代の凄さをひしひしと感じています。ただし、この放映は米国、オーストラリア、ニュージーランド、英国等の5ヶ国では見れないですが、それ以外の国では見れるようです。では、今後、もっと頻繁に書くことを期待しながら、筆をおきます。
                              ベルひさの

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