2017年9月24日日曜日

「目の手術なんて絶対にしないよ、私!」



前回のブログに、母の白内障手術の前後の違いと、その後の母の歓喜とジレンマについて記載した。私はというと、中学生時代から近視と乱視の混ざったド近眼のメガネをかけた生活が当たり前の人生だった。注射の針が大嫌いな私は、目の手術をすると聞いただけで震え上がるほどで、「自分は絶対に目の手術などはしない。一生、メガネをかけるんだ。それに、メガネをかけていると、眼の回りの皺が隠れて若く見えるから。。。」と、長い間、手術には抵抗してきたのだった。
  だから、母が95歳で白内障の手術をすると言い張った時には、ちょっと信じられなかった。手術日当日に、日本語しか分からない母の通訳として最初から最後までの手術過程を観察する機会が得られた。正直言うと、最近の私の視力はメガネの度が随分きつくなっているにも関わらず、遠くが見えにくく、車の運転がしにくくなってきていた。困ったものだと思ってはいたのだが、母の手術を観察するまでは、恐怖感が先立ち、目の総合検査をする気にもなれなかった。          
            そんな私だったが、母の手術に立ち会ってからというもの、これまでの恐怖感が全くなくなってしまった。「これなら、私も受けられるかもしれない。」と思うようになり、また、車の運転時の現実的な問題解決策も必要だったこともあり、8月末に、母と同じ眼科手術医に目の検査をしてもらうことにした。手術医タピア先生(Dr. Tapia)が本当に信じられないくらい丁寧に手術の内容や術後の手入れについて説明をしてくれ、そのような彼の性格の良さとプロ意識に感動した事も私の心を和らげてくれたきっかけとなった。ただし、それと同じ位大切な決断要因もあったのだった。それは、彼がとてもハンサムだという事。。。
            コスタリカも医療観光(medical tourism)が、通常観光の第二次的存在として大きな産業になって来ているようで、私のペンションにも、それを目的として来る人達もいる。その殆どは歯科治療だったが、このアテナス市に住む外国人在住者はその殆どが年金退職者、つまり60歳を超えた人達。年齢的に、白内障を患っている人も多いらしく、私の友人達も白内障の治療をこちらで受け、とても満足している人達も多い。「ひさの、アンタはメガネをかけているんだから、早く目の手術をしなさい。信じられない位、世界が変わるよ。」と、いつも友人ロベルタからお説教されていたのだが、その時には、目に針が刺さるなんてとんでもない、絶対にしないと思っていたのだった。そんな恐怖感もこのハンサム手術医の手術に立ち会った後には、まったくと言っていいほどに消えてしまっていた。
            これまで、「絶対にそんな事はしない」とか、「絶対に。。。」と思っていたことが、これほど簡単にコローッと変わってしまうのだから、人生とは、わからないものだ。それほどまでに私を変える事なったDr. Tapiaが、何処で、どのような手術、そして治療をしてくれたのか、次回のブログでその流れについてお話しすることにします。

追記: ここの処、年金退職者について触れる事が多く、前回のブログで紹介させて頂いた、私の友人が編集長をしている季刊誌「三角横丁」の秋号に、「理想的な退職後の生活」の第二編を投稿しました。以下のリンクで購読できます。この季刊誌には、米国南部ノース・カロライナ州における生活の一部を垣間見ることができる色々な記事が掲載されていますので、面白いと思います。購読は無料です。
http://realtytriangle.com/wordpress/wp-content/uploads/sankaku55.pdf

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